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続くへ
『ラブコメ今昔』
なんかもう、今村二佐の奥様が可愛らしくて。
特技:漬物!ぼんやりしてるようでシッカリ者。
お2人の馴れ初め、とっても素敵です。
千尋ちゃんと吉敷くん。
私、最後まで気づきませんでしたよ(爆)
自衛官同士の結婚。
職場結婚も職場離婚も多いんですね。
単なる共働きじゃなくて、
「転勤」がついてまわるとなると確かに大変。
しかも命を掛けたお仕事ですから・・・
なんだかお腹の底にズシっときました。
さすがに甘いだけじゃ終わりませんね。
『軍事とオタクと彼』
自衛官は皆さんこんな紳士なんですか?!
と思わせる光隆君。可愛らしい。
付き合うまで1年かかるとこも可愛らしい。
その反面、海外派遣に対する自分の職業への誇りを
口にするところ、また、派遣中に、
命の危険を感じさせない心遣いの細やかさが
なんて男らしい人なんだろう!と感激。
んでもって・・・オタクかぁ~
私もオタ体質、オタ気質なので気持ち分かるぞー!
自分で勝手に自分の世界を作ってくれる人なら問題ない。
私を巻き込むのはカンベン・・・。
その代わり、私も相手を巻き込まないし。
オタクを一生懸命理解しようとする彼女が素敵。
跡をつけるその行動力にも脱帽(笑)
『広報官、走る!』
いやぁイラっとしましたね。ディレクターに。
テレビの世界てこういう人ばっかなの?とか思っちゃう。
確かに、異性と抵抗無く話せる人っていいと思います。
『異性として』見てもらえる確率は減るけど(爆)
社会人として、人間として、有効な武器ですよね。
一生懸命な彼女。
最後に、携帯のメモリに嫉妬しちゃうとこなんて、
かーーーわいいじゃないですか。
話の展開についていけてない政屋さんも可愛いし。
ちゃんとあの「王様」を返り討ちにしちゃうとこが有川節ですね!
『青い衝撃』
本当に調べてみました。ブルーインパルス。
ファンサイトがありましたよ!
隊員の写真もあったし・・・おお!ほんとなんだ!
へぇ~知らなかった。
しっかし悪意に満ちたお手紙でしたね。
襟に入れられて気づかないもんなんだなぁ
とも思いましたけど(苦笑)
前の年に狙われた隊員が、
襟に注意って言っといてくれれば良かったのにねぇ。
私は子供はいませんが、完全所帯染みてはいるので、
ちょっとドキっとしましたね。
そういうのに頓着する夫ではないので
ほんとダラ~っとしてるし。
公恵の不安は、自分へのコンプレックスだったんですよね。
だから解消された後の強いこと(笑)
有川先生の描くオンナは強い。
曲芸の失敗。多分私もその場にいたらアララ~って笑ってるかも。
でも家族は、仲間はそれどころじゃないんですよね。
ココもすごくハっとさせられました。
ただ1点。違う作品と全く同じセリフを使うのはどうかなぁ~?
と思ってしまいました。
『秘め事』
心にざっくりきました。
可愛い恋のお話かと思いきや・・・
でも、当たり前にある事なんですよね。
日本の自衛隊は国防のための存在ですから、
他国の戦争に赴く軍隊よりは死傷者も少ないとは思います。
でも。訓練中だったり、救助活動中だったり・・・
最近では海外派遣もありますから、命を落とす可能性の高い、
そんなお仕事なんですよね・・・。
「娘にはこんな思いはさせたくない。」
自分が妻や家族にさせてるような思いは。
自分が選んだ職業に誇りはもてても、
待つ家族には後ろめたさを感じるのでしょうか。。。
父と彼氏のバトル。
でも娘は父の背中を見てるから、
同じ職業の男性を選んで迷いがないんじゃないでしょうか?
『ダンディ・ライオン~またはラブコメ今昔イマドキ編』
千尋ちゃんに弱い部分があるなんてー!
っと失礼な事を思ってしまいました。
何言われても突進していく人かと。
でも、あのコトバは確かにキツい。
吉敷君。意外にヘタレだったのね(笑)
今村二佐に対しての態度はあれは、
千尋ちゃんと付き合って鍛えられたのかしら?
でもなんかちゃんと反省して、
電話でしどろもどろ謝る所はいい人だ。
・・・恋人と同じ職場って、私は絶対イヤだなぁ。
図書館でもそうだけど、あんな近いトコに恋人がいるって・・・
++
自衛官という、私とは関わりの無い職業の方々の、
「ほんとはフツウの人たちなんだよ」っていうのが
知ることが出来て楽しかったです。
またこういうの書かないのかな有川さん。
最近ご本人が目指していた「大人ライトノベル」じゃなくて
普通にラブ物が多いですよね~・・・
基本的には唯のラブストーリーは読まない人なので、
自衛官とか、事件が起こって~、とか、
捻りがあると嬉しいのですが・・・
「植物図鑑」はそういう意味で、
言い回しとかは好きだけど、内容的には・・・
ってところなんですよね。
しかし。宣伝文句ほどベタ甘では無かったですね。
それは私がおかしいんでしょうか。
慣れてしまったんでしょうか。
私のベタ甘基準は図書館シリーズ、
特に「危機」「革命」で、
私のベタ甘危険地域は「別冊1」なんですよね。
「クジラの彼」より「阪急電車」よりむしろ、
「別冊1」の方が恥ずかしいのです。
主題がラブなお話ではないものだからでしょうか。
キャラクターのおかげでしょうか。
堂上さんが「可愛い」とか言うだけで悶えてしまうからでしょうか。
強い酒をちょうだいー!とか言いたくなるのは「別冊1」だけです。
そんなわけで、ベタ甘に慣れてしまったワタクシ。
別冊2と、弓版図書館2巻が全力で待ち遠しい!
以前『空の中』のカノンさんの感想の中で触れた、お父様が元空自パイロットである友人の奥さんに
「自衛官は死ぬからやめといた方がいいよ!」
と言われたけれども(苦笑)
自衛官の不祥事が大きなニュースになる中、普通の自衛官の姿を描いた小説は、自衛隊にとって有り難い物なのではないでしょうか?
渋谷に「自衛館」なるハコモノを作るよりは、有川作品を推奨した方が絶対に人が集まる(笑)
私は表題作の「ラブコメ今昔」が一番好きです。
読み物としてのバランスの良さと、奥様の可愛らしさに一票!
そして、カノンさんのベタ甘基準に三千点!!
原因はやはり、堂上さんの豹変振りにあるのではないかと思われます。
あの堂上さんが、あんなことやこんなことをーーー!!
みたいな(笑)
カノンさん、待ち遠しいシリーズの中に、アニメDVD特典の有川先生書き下ろし「ドッグ・ラン」も是非入れて下さいね!
作家ご本人が、そういう仕様って言ってますもんねー!
そのためだけにDVD買うようなもんなんで・・・ええ。
あ、でも公式サイトで見た毬江ちゃんは可愛かった~
あとは作画さえよければ・・・!
いやもう別冊の堂上さんは革命の堂上さんの比ではないですよね~!!
どうしたんだ堂上二正?!朴念仁のハズがーー!
弟子の手塚も付き合ったらああなるんだろうか、とか真剣に考えてしまいました・・・
「自衛館」・・・って・・・
まずはソコに行こうという気持ちを芽生えさせてもらわないとですよね。
それにはやはり!有川作品ですよ~。
「空の中」は王様のブランチブックランキング9位だったので、
ぜひ「ラブコメ今昔」もランクインしてほしいものです!
今村二佐の奥様、キュートですよね~
古き良き時代の妻なんだけど、
とぼけたところもあったり。
「あなたが行くところに行くだけですよ」って!
私が夫ならめちゃくちゃ嬉しい。
明日は、男子寮最終回ですね~
ああ~~~サミシイ・・・