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続くへ
映画になると聞いた時に、
どういう風に映像化するんだろう?
と、物凄い疑問に思ったこの作品。
映像にしたらネタバレしてしまうじゃないか、と。
でもそこは椎名の想像という風にして、
うまく映像にしていましたね。
・・・そうするしか方法がないもんなぁ・・・
原作ではさらりと流された部分も
くっきりと映像になっており、ショック倍増・・・
河崎の死は映画オリジナルでしたね。
椎名役の濱田君がすごくハマってて、
驚いた時の声とか、ちょと気弱な感じとか、
でもどこか大胆なとことか、
雰囲気出てていい感じでした。
瑛太も、ギリギリのラインのカタコト日本語を
うまぁく喋っていたなぁ。
この人ちょっと日本語おかしくない?
って観てる人に思わせられたと思う!
関めぐみちゃんも大塚寧々さんもイメージ通り。
大規模な映画じゃなかったけど、
原作をリスペクトして丁寧に作られてるなぁ。
ドルジにとっては、凄く救いが無いというか、
親しくなった人が皆いなくなってしまって、
とても悲しいお話なんだけど・・・
最後に椎名が神様を閉じ込めて、
そしてまた戻ってくるかも?という部分で
すこーしだけ光が見えるような・・・
余韻を残す終わり方で
ボブ・デュランの歌も切なくて・・・
見終わった後、知らずため息が出るような、
素敵な映画になっていました。
「陽気なギャング」がアレだったので
どうかな~と思ってたんですが、
これは素晴らしい。
この監督で「砂漠」も映画化しないかな?
あと映画化が決まってるのは
「フィッシュストーリー」
「重力ピエロ」
ですよね。
あ、春役の岡田君がアヒルにもちょっとだけ
出演しておりましたわ。
「ゴールデンスランバー」は映像化したい会社は
いくらでもあるんだろうけど・・・
難しいかな~題材が。
政府が悪者って設定だし、あれこれあれこれ、
難しいのかな~???