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いやぁ面白かった切なかった。


続くへ。

あらすじ。

12年前事故で同級生を死なせたカン・オスは
過去の罪の清算のため悪を許さぬ刑事となっていた。

オスの元に届いた差出人不明のタロットカード。
それは殺人予告だった・・・

同時期に彼の前に現れたオ・スンハ弁護士。
12年前にオスに殺された少年の弟。
事故死した本物のスンハに成り代わり、
復讐へとその身を染めていく・・・

そしてヒロインのヘイン。
サイコメトラーの彼女は12年前の事件の「目撃者」でもあり、
オスは彼女にタロットカードのサイコメトリングを依頼、
スンハ弁護士との淡い恋など、彼女もまた事件の渦中に身をおく事になる・・・

ヘイン役のシン・ミナさん、可愛いんだ顔が(爆)
それだけじゃなくて、ヘインという少女が可愛くて。
のっけからもうスンハを好きになってるのが分かって、
二人のシーンはもどかしさ満載。

スンハは最初はただ物静かなだけなんだけど、
ヘインには積極的だったり、優しい笑顔で見つめたり、
そりゃ12年前から好きだったみたいなんだもんなぁとしみじみ。
近づいたのは復讐のためだったとは思うけど、
好きで好きでたまらなくなってしまったんでしょうね。
そして自分を止めて欲しいと心のどこかで思っていた・・・

オス刑事。最初はやたらに熱血過ぎて好きじゃなかったんだけど、
過去が明らかになり、回りの親しい人が殺されていく中、
苦しんで苦しんで・・・見てて可哀想でした。
クヨクヨしすぎだけど!

彼もヘインの事が好きなんだけど・・・
どー見てもヘインはスンハのことが好きなんですよね。
余計に可哀想・・・

この物語の軸は「復讐」
スンハが自分の手は汚さずに
人を操って殺人を起こさせ、その人の弁護をする・・・
というパターン。

狙われるのは12年前の事件の関係者。
オスを正当防衛に持ち込んだ弁護士、
オスとつるんでいた仲間、
事件をかぎまわる記者。

この、人の操り方が本当に上手で見てて怖い。

物語後半、スンハが黒幕と分かっていくのですが、
スンハの中に昔の自分を見て追い詰められるオス、
追い詰めつつも罪悪感にさいなまれるスンハ、
スンハを止めたいヘインの行動に言葉に涙・涙・涙

最後の4話は涙なしでは見られませんでした。

特にヘインのお手紙。
「弁護士さんとしたい事がいっぱいあります・・・
春には水仙が咲くのを見に行きましょう・・・」

「そんな事が許されるのか・・・」

スンハの復讐のラストは、オスに自分を殺させる事。
殺人を教唆した自分も生きていてはいけないと思ったのでしょう。
そしてオスに最大の苦しみを。
周りの人間を殺され、最後にまた殺人を犯して独りになる・・・その罪に苦しみながら生きていく・・・という。

正直、救われるラストだったいいなと思いましたが、
誰一人、目に見える形では救われない終わり方でした。

もみ合ってる内に撃たれてしまった銃。
胸がズキっとしました。どうなってしまったの?!って。
ドラマを見てこんなにハラハラしたのは久しぶりでした。

死の間際「自分を許して生きろ」とスンハに言い残すオス。
あんなに恨んでいたオスに「死ぬな!」と泣くスンハ・・・
「本当はもう許していた」んでしょう。
しかしスンハもデシクの子分に刺されて虫の息・・・
・・・刺された時点で「病院行けよ!」と思ったけど・・・

そのまま折り重なるようにして死んでしまった二人。
魂は救われたのでしょうか。救われてなかったら悲しすぎる。

そしてヘインがその場所・・・
12年前にスンハの兄が殺された場所に辿りつく・・・

悲しい。悲しすぎる。こうなると思ってたけどそれでも。

ほんの数日前に手を繋いでデートしたスンハとヘイン。
気持ちが通じ合ったのになぁ・・・(涙)
なんとか幸せになれる方法もあったと思うのに。

でも、これでよかったのかなぁ。。。
と、見終わって一晩たっても切ない気持ちでいっぱいです。

メイン以外の登場人物では
最初たいした存在じゃなかった(爆)
オスのお兄さん。この人が後半は凄かったです。
そしてソクジン、彼は最後見直しました。
そんなに好きだったんだ・・・と。

グァンドゥ。すごいいい人めちゃくちゃいい人。
彼もいたのに・・・と思わずにいられません。
実の弟じゃないと分かっても理解してあげようとしたスンヒ。
彼女も大きな存在だったと思います。
スンハの「お兄さん」もすごいいい人で・・・

役者陣の演技が鬼気迫るものがあり、
見てて惹き込まれました。

チュ・ジフンさん、ちょっとした表情の演技が素晴らしい。
熱い、でも脆い男を演じきったオム・テウンさん。
可愛らしく、優しく、そして強いヘインを演じたシン・ミナさん。

魅力的なお話、キャスト、音楽。
見てよかったなぁ。

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